就職活動 with コロナ

こんにちは,M2になったKです.
M2ということでここ最近は就職活動に励んでいました.

7月に入り,かなりの学生が就職活動を終えたころなのではないでしょうか.
(僕も終えました)

感染症が広がる中で進んだ就活ということもあり感想を残しておくことにしました.


1.全てがインターネットで
僕が受けていた企業群では説明会に始まり,ES提出,適性検査,面接などすべてがWeb越しに行われました.

ESや適性検査はもともとそうである企業も多いとは思いますが,
テストセンターが閉鎖され止む無くWebテストに切り替わった企業もありました.

面接では,回線や音声映像入力などに気を使う必要がありました.背景にもです.
面接官の方も当然自宅からの参加で,「こちらも初めてのことで緊張しています」という発言を聞きました.


2.Web選考の感想
説明会がWeb開催されることは地方の学生にとってはありがたいことだと感じました.
定員数を気にせず開催できるのもメリットと言えるでしょう.
(なぜか人数制限があることも多いですが)

ESについては手書きで郵送!なんてのはいかにも古すぎるのでWeb提出なのは妥当です.

テストセンターでは友人と協力したり答えを検索することはできませんが,Webテストでは監視の目も無く得をしたという学生もいるのではないでしょうか.(これはもちろんダメな行為ですが)

慣れないWeb面接......しかし,普段からWeb会議を多くこなしていた学生にとってはそこまで気負わず取り組めたのではないかと思います.(僕はそうでした)

面接時にはイヤホンを使用しました.最初は使わないほうがいいのかな(見た目的に)と思いましたがコミュニケーションを取れることが重要なので使ったほうがいいですね.

他には目を見て話す文化にも考えさせられました.
カメラを注視しなければ相手側の映像では,当然違う方向を見ているように表示されます.
僕は映像に映る相手の目を見て話していましたが,カメラに向かって話したほうが良いと言う人もいます.
まあこれらは重要な問題ではないでしょう.


3.就職活動を終えて
総合的にはWeb選考はプラスに働いたのかなと考えています.
(進路も決まっていないのにコロナで世界がやばいという状況はかなりのストレスではありましたが)

特に金銭面では遠征費は当然かかりませんのでかなり楽ができました.

僕が使ったのは面接用のWebカメラの購入(これも大抵のPCについているので必要度は低い)としわくちゃだったスーツをクリーニングに出した分 +ES用の写真代くらいでした.

テレワークが標準化していく企業があるように
来年以降もWeb選考を続ける企業はそれなりにあるのではないかなと考えています.

ちなみに内定先にはいまだに一度も出向いていません.


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結果と就職先について

色々と調べはしましたが本選考にエントリーしたのは3社でした.

(理系修士の普通くらいかな?)
そして周りを見てもESは大抵通ります.

面接では残念ながら第一志望に祈られてしまい,第二志望の企業に行くことになりました.(もう一社は途中で辞退)

就職を決めたのは大陸に本社がある中華企業の日本法人です.

米中貿易戦争が加速する中で正直不安も大きいですが,
中国製品に魅入られてしまった自分を信じあまり深く考え過ぎないことにします.

(まあ中国が恐ろしい一面を持っているのは事実ですし,二次戦からのしがらみもあり二択を迫られれば日本はアメリカになびくしかないとは思いますが...)
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数年後,数十年後,どうなっているかはなかなか予想できませんが
あの頃は大変だったよと笑いながら働けている自分に期待します.それでは.