日常と欲望と代償と

Tだ

 

俺がいままで

信じ

選び

歩いてきた道は

間違っていたのだろうか

 

そんな想いに支配されることがある

 

夜が明ける頃には諦めがやってくる

 

結局は目をつぶり

惰性で生きていくことを決断するんだ

 

もう誰でもいいから僕のことを

ここから連れ出してくれよ

毎日に吐き出しそうでこんなにも

叫びたい叫びたい叫びたい

 

繰り返しては病むだけの 穴だらけのシステムに

必死に誤魔化して笑うだけで

誰もが皆そうだろう

育ち過ぎた知性に 抑圧された社会に

すり潰されて 飲み込まれて

迷い込んで抜け出せない

正しいことに価値があって

道を踏み外せないなら

獣のように生きられないなら

願い事は一つだけ

 

もう誰でもいいから僕のことを 

ここから連れ出してくれよ

毎日に吐き出しそうでこんなにも

叫びたい叫びたい叫びたい

星の数より溢れる本能に

突き動かされるままに進みたい

なあ人生ってそうだろう

 

追いかけては諦めて 消えぬ夢はいつまでも

胸の奥を蝕む理想ならば

消しさりたいはずなのに

研ぎ澄まされた理性に  突き刺さる誰かの視線に

伺い立てて 取り繕って

染まりきって 変えられない

一度の罪が過ちが隠せない傷になるなら

機械のようにしか生きられないなら

願い事は一つだけ

 

もう誰でもいいから僕のことを

ここから連れ出してくれよ

毎日に吐き出しそうでこんなにも

叫びたい叫びたい叫びたい

星の数より溢れる本能に

突き動かされるままに進みたい

なあ人生ってそうだろう